【前提】
メールの信頼性を上げるための対応(以下「メール信頼性対応」という)を実施すると、Accel-Mart Plusの個社利用環境から送信されるメールが、迷惑メールに振り分けられるのを回避することができます。
【回答】
メール信頼性対応の方法を記載します。
〇標準ドメイン(accel-mart.com)の場合
メール信頼性対応を実施した状態で、個社利用環境をご契約者様に提供しています。
迷惑メールと判定されたり、受信側のメールサーバに拒否されないようにするには、送信元メールアドレスを「no_reply@mail.xxx.accel-mart.com」に設定してください。(「xxx」は、本サービス申込時のホスト名に置き換えてください)
詳しくは、以下を確認してください。
■Accel-Mart Plus サービス仕様書 - 標準ドメイン(*.accel-mart.com)利用時の送信元メールアドレスについて
https://aws.accel-mart.com/service_manual/texts/09_other/index.html#mail-address-limitations
〇独自ドメイン(accel-mart.com以外)の場合
ご契約者様にて、メール信頼性対応を実施する必要があります。
メール信頼性対応については、新規環境開通時、または、独自ドメインへの変更申込の際に対応方法を案内しています。
案内どおりに対応を実施したにもかかわらず、迷惑メールに振り分けられてしまう場合は、以下の設定内容を確認してください。
1. DNSサーバの設定
ご契約者様にて用意したDNSサーバに対して、対象ドメインの各種レコードが追加されているかを確認してください。
・Aレコード
・SPFレコード
・DKIMレコード
・DMARCレコード
2. メールサーバの設定
ご契約者様にてメール送信に利用するメールサーバをご用意ください。
その上で、「javamail-config.xml」の設定が正しいことを確認してください。
メール送信に利用するメールサーバの設定については、個社利用環境に設定されている「javamail-config.xml」を編集することで対応可能です。
「javamail-config.xml」は、IM-Jugglingにて確認・編集することができます。
ご契約者様にて作業をお願いします。
「javamail-config.xml」のメール設定の詳細につきましては、以下を確認してください。
■intra-mart Accel Platform 設定ファイルリファレンス - メール設定
https://www.intra-mart.jp/document/library/iap/public/configuration/im_configuration_reference/texts/im_javamail/javamail-config/index.html
また、設定内容を反映するため、IM-Jugglingにて「javamail-config.xml」を編集を行った際は、WARファイルと静的ファイルを出力してください。
作成したWARファイルと静的ファイルを個社利用環境にデプロイすることで、設定内容が反映されます。
個社利用環境へのデプロイ方法は、運用管理機能の「モジュール反映」を利用してください。
「モジュール反映」の手順は、以下を確認してください。
■Accel-Mart Plus 運用者操作ガイド - 5.5. モジュール反映
https://aws.accel-mart.com/am_document/texts/system_operation/module_release.html#module-release
3. 弊社側での設定
上記1、2の設定が正しいことを確認しても迷惑メールに振り分けられてしまう場合は、Accel-Mart Plusサービスサポート窓口より、メール信頼性対応の確認依頼をお願いします。
依頼の際は、以下の情報の記載をお願いします。
・ご契約者様が利用したいメールアドレス
・逆引きレコードを設定したいドメインとIPアドレス
・ご契約者様で実施した、メール信頼性対応の確認作業の内容