【前提】
ディスク使用率が上昇している場合、以下のような影響が出る可能性があります。
・ファイルアップロードができなくなる
・ディスク容量の枯渇による機能不全
また、Accel-Mart Plusでは、監視サービスによるリソース監視を行っています。
ディスク使用率の閾値超過を検知した時、および、復旧時にメールによる通知を行います。
状況を確認する際には、監視サービスからの通知メールの情報も参考にしてください。
【回答】
ディスク使用率が上昇している場合の対応方法は、以下のとおりです。
1. 原因調査
2. 原因への対処
以下、対応方法の詳細について記載します。
1. 原因調査
ディスク使用率の上昇が発生した際に、原因と考えられる作業の実施・事象が発生していないか確認してください。
ディスク使用率が上昇する原因の例は以下のとおりです。
・大きなサイズのファイルをアップロード
・エラーや、ログレベル変更に伴う大量のログ出力
調査を行う際には、必要に応じて運用管理機能の「リソース表示」より、事象発生時刻や、事象発生時点のCPU・メモリの使用率の状況などのリソース情報を確認してください。
運用管理機能の「リソース表示」の操作方法、および、表示仕様については、以下を確認してください。
■Accel-Mart Plus 運用者操作ガイド - 5.7. リソース表示
https://aws.accel-mart.com/am_document/texts/system_operation/resource_display/index.html
入力フォームの「リソース選択」より選択できるリソース種別の詳細については、以下を確認してください。
■Accel-Mart Plus サービス仕様書 - 3.3.1.6. リソース表示
https://aws.accel-mart.com/service_manual/texts/03_specifications/03_system_operations/01_system_operations.html#resource-display
また、事象発生時刻付近のログファイルの内容を確認し、事象が発生する要因と考えられる処理が実行されているかを確認してください。
該当プログラムの動作仕様や実行状況から、原因を調査することができます。
ログの取得方法・ログ設計などの情報を参照したい場合は、以下の関連FAQを確認してください。
・ログファイルの取得方法を教えてください。
https://cloud.intra-mart.support/hc/ja/articles/1659710425487322
2. 原因への対処
原因の判明後は、以下のとおり対応してください。
・ご契約者様にて実施した作業が起因であると判断された場合
保守サービスでは対応できません。ご契約者様での対応をお願いします。
・ご契約者様にて独自に開発されたアプリケーションが起因であると判断された場合
保守サービスでは対応できません。ご契約者様での対応をお願いします。
・弊社が構築し提供しているOS、ミドルウェア製品、および、弊社Accelシリーズ製品が起因である場合
弊社が構築し提供している範囲が起因と判断され、障害対応が必要な場合は、Accel-Mart Plusサービスサポート窓口へお問い合わせください。
その際は、補足事項に記載しているお問い合わせ情報のほか、弊社が構築し提供している範囲が起因と判断された理由についてもあわせて記載してください。
【補足事項】
ご契約者様の環境について、以下の条件に当てはまる場合は、プラン変更によるストレージ増加を推奨しています。
・ご契約者様の利用状況により、今後ディスク容量の枯渇が見込まれる場合
ストレージ増加の詳細については、以下を確認してください。
■Accel-Mart Plus サービス仕様書 - 3.4.4. ストレージ容量増加
https://aws.accel-mart.com/service_manual/texts/03_specifications/04_plan_change.html#storage-upgrade
なお、弊社コンサルティングサービスによる技術支援サービスも利用できます。
コンサルティングサービスの詳細については、弊社営業担当へお問い合わせください。
当FAQを確認しても事象が解決しない場合は、以下の関連FAQを確認してください。
・FAQを確認しても、問題を解決できませんでした。
https://cloud.intra-mart.support/hc/ja/articles/17995848937241