AWS基盤障害によるAPサーバダウン検知の原因調査

質問

🕓 事例公開日 : 2025-10-14

【背景】

特に作業を実施していない時間帯にAPサーバダウンの通知メールが届いた。サーバリソース状況を確認したが、CPUやメモリには異常が見られず、原因が不明な状態となっている。


1. 事象

発生日時:

2025年9月17日 8:27頃

症状の説明:

・APサーバダウン検知の通知が発報された
・URL監視エラーが発生し、システムへのアクセスが不可能になった
・8:33頃に自動で復旧した
・該当時間帯に特別な作業は実施していなかった
・サーバリソース監視画面では、CPUやメモリに異常は確認できなかった

2. 発生条件

・対象システム:テスト環境システム
・システムID:123456789000
・APサーバ構成:2台構成

3. 確認したい内容

Q1. 2台構成のAPサーバが両方とも接続不可になったため、サーバダウンの通知が来たという理解で正しいか?

Q2. イントラマート側で起動ログが確認できなかったため、実際にはサーバがダウンしていたわけではなく、APサーバへの接続が回復したことで解消されたという理解で正しいか?

Q3. APサーバの片方だけが停止している状態(もう片方は稼働中でユーザーは利用可能な状態)でも、サーバダウンの通知は発報されるのか?


回答

1. 原因

技術的な原因:

2025年9月17日 8:26頃、RDSインスタンスが稼働していた基盤ホストコンピュータ上でAWS基盤側のトラブルが発生しました。これにより、APサーバからRDSへの接続に影響が生じ、ヘルスチェックが失敗する状態となりました。

2. 対応結果

AWS側で対応完了しており、RDSインスタンスは現在正常に稼働しています。APサーバのダウンは実際には発生しておらず、AWS基盤障害の解消とともにヘルスチェックの失敗も解消されました。

3. 各ご質問への回答

Q1. 2台構成のAPサーバが両方とも接続不可になったため、サーバダウンの通知が来たという理解で正しいか?

ご認識の通りです。「APサーバダウン検知」はヘルスチェック監視により発報されるもので、今回は該当時間帯にAPサーバ2台両方がヘルスチェックに失敗したため、通知が送信されました。

Q2. イントラマート側で起動ログが確認できなかったため、実際にはサーバがダウンしていたわけではなく、APサーバへの接続が回復したことで解消されたという理解で正しいか?

ご認識の通りです。実際にAPサーバのダウンは発生しておらず、AWS基盤障害の解消とともにヘルスチェックの失敗も解消されました。

Q3. APサーバの片方だけが停止している状態(もう片方は稼働中でユーザーは利用可能な状態)でも、サーバダウンの通知は発報されるのか?

ご認識の通りです。「APサーバダウン検知」のしきい値は1以上であり、複数台のAPサーバで構成された環境においては、一方だけが停止している状態でも監視閾値を超えるため、APサーバダウンの通知メールが発報されます。

4. 調査方法

1. 障害発生時刻(2025年9月17日 8:27頃)の確認
2. 対象システムのサーバリソース状況の確認(CPU、メモリ使用率)
3. APサーバの起動ログの確認
4. ヘルスチェック監視ログの確認
5. AWS側への問い合わせによる基盤障害の確認
6. RDSインスタンスが稼働していた基盤ホストコンピュータでのAWS基盤側の問題発生を特定
7. 現在のRDSインスタンスの稼働状況の確認
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