im-log-statsを使ったプラン選定基準の確認方法

質問

🕓 事例公開日 : 2026-03-17

【背景】

次年度のプラン選定に向けて、現行システムのアプリケーションログを調査中です。解析ツール【im-log-stats】を使って「最大同時リクエスト数」を抽出しましたが、各プラン(Small、Medium、Large)で示されている同時接続数の定義が不明確で、どのプランが適切か判断できない状況です。



Q1. 各プランの同時接続数の定義について

各プランで示されている同時接続数は、何秒間あたりの接続数を指しているのでしょうか。

Q2. im-log-statsでの調査方法について

im-log-statsの期間別統計は最小単位が「1分間」ですが、各プランの同時接続数と同じ意味の数値を調査できますか。

Q3. プラン選定の考え方について

同時接続数以外にも、プラン選定に有効な方法があれば教えてください。

回答

A1. 各プランの同時接続数の定義について

「想定同時接続数」は、特定の瞬間に同時処理されているリクエスト数を意味します。時間軸での定義(〇秒間あたり)ではありません。

例えば、Largeプランの想定同時接続数「100人」は、「100人が同時に画面表示や更新処理などのクエリを実行している状態」を指します。

なお、この数値はあくまで目安であり、利用用途によってシステム負荷は変動するため、保証値ではない点にご注意ください。 参考ドキュメント:


A2. im-log-statsでの調査方法について

im-log-statsのレポートは集計間隔を設定できます(デフォルトは5分間隔)。各区間の「最大同時リクエスト数」を確認できます。

「想定同時接続数」は瞬間的な同時処理リクエスト数を指す概念ですが、im-log-statsの「最大同時リクエスト数」をプランの想定同時接続数との比較の目安としてご活用いただけます。ピーク時や平常時の傾向把握にお役立てください。

参考ドキュメント:


A3. プラン選定の考え方について

プラン選定では、同時接続数に加えて、非機能要件の整理が判断の前提となります。以下のような要件が明確になると、より適切な判断が可能です。
  • 許容レスポンスタイム(例:特定画面の表示を〇秒以内に完了する、など)
  • ピーク時の想定同時接続数(今回ご調査中の内容)
  • 可用性要件(障害発生時の影響許容範囲、冗長化の要否、など)

これらはAccel-Mart Plus固有の話ではなく、システム設計全般において共通する考え方です。非機能要件が不明確な状態では、接続数の数値だけからプランの適否を判断することは難しい点をご留意ください。

キャパシティプランニングの詳細については貴社側での実施をお願いしておりますが、参考情報として以下をご案内いたします。

ボトルネックの特定について

プラン選定に際し、システム特性としてどの区間がボトルネックになりやすいかを事前に見極めておくことが、プラン選定の参考になります。以下の区間別で調査いただくことで、対策の方向性が明確になります。

ブラウザ → Webサーバ → APサーバ → DBサーバ

ボトルネック特定後の対応方針の考え方は以下の通りです。

  • APサーバのCPU・メモリ: スケールアップ(Gearプランの変更)が適している可能性があります
  • アクセス数増加・可用性確保: スケールアウト(標準リソースプランの変更)が適している場合があります
  • DBサーバ: 標準リソースプランの変更(スケールアウト相当)での対応となります(※下記注記参照)
※ DBサーバについて
一般的にはDBサーバのスケールアップが有効ですが、Accel-Mart Plusの仕様上、DBサーバ単体のスケールアップはできません。標準リソースプランの変更でのみDBスペックの増強が可能となっております。 参考ドキュメント:
有償支援のご案内

キャパシティプランニングの詳細やプラン選定の個別ご支援については、サポート窓口の回答範囲を超えております。より詳細なご支援が必要な場合は、以下の有償サービスをご検討いただけますと幸いです。

Accel-Mart Plus マネージドサービスでは、導入支援の一環として、ユーザ数・同時アクセス数・ドキュメント数の予想をもとにした標準リソースプランおよびGearプランのご提案が可能です。ヒアリングを行った後に御見積を提示する流れとなっておりますので、ご希望の場合は担当営業経由でご相談いただければと存じます。 また、プラン選定にとどまらず、より広範な技術支援が必要な場合はコンサルティングサービスもご活用いただけます。詳細は担当営業へお問い合わせください。
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