質問
🕓 事例公開日 : 2026-03-10
【背景】
画面操作やビュー表示の速度を改善したいと考えています。アクセスアカウントが増加すると、テナント環境全体やビュー表示に時間がかかるようになってしまいます。具体的には、DB接続が100アカウントを超えたあたりでDBのCPU使用率が100%付近で張り付き、画面処理が重くなる状況です。現在Largeプランで運用しており、リソース監視を行っていますが、上記のアクセス条件でDBに負荷がかかり、画面の挙動が遅くなっています。メイン画面描画時に1,000項目以上のselectが常に動いているため、ある程度の負荷は避けられない状況です。select文にチューニングを入れる予定があり、1件当たり半分以下の処理時間に短縮できる見込みはありますが、チューニング後にどの程度改善できるのかが見込めていません。
Q1.
Largeプランでの推奨同時接続は100人前後という認識ですが、DBコネクション数が100以上になるとシステムのキャパを超えてしまうのでしょうか?回答
A1.
ご認識の通り、Largeプランでの想定同時接続数は100人前後としておりますが、こちらはあくまで目安の数値です。実際の同時接続可能数は、システムの処理内容や負荷の状況により変動します。DBコネクション数が100を超えた場合でも、必ずしもシステムのキャパシティを超えるということではありません。なお、DBコネクション数とCPU負荷には相関関係がありますが、必ずしも因果関係があるとは限りません。なぜならば、CPU負荷の大きさは実行される処理内容に依存するためです。
例えば、コネクション数が多い場合でも、実行されるクエリがシンプルであればCPU消費は抑えられます。一方、コネクション数が少ない場合でも、複雑なクエリや大量の処理が実行されると高負荷となる可能性があります。
今回の事象については、メイン画面を描画する際に1,000項目以上のselectが常に実行されているとのことでしたので、こちらが原因と考えられます。
チューニング後の挙動改善の見込みにつきましては、実際の処理内容やアクセス数によって変動しますため、負荷試験を実施いただき、キャパシティプランニングを実施していただくようお願いいたします。