毎週日曜日のメモリ使用率警告メール発生原因と対処方法

質問

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🕓 事例公開日 : 2024-11-11

【背景】

毎週日曜日の朝6時25分頃に、APサーバーからメモリ使用率の警告メールが届く状況が続いている。時間帯的にウイルススキャンの影響を疑っているが、この現象が正常なものか判断したい。



1. 事象

警告メールの内容:

◆監視対象システムID:123456789000システム名:業務システムインスタンスID:i-0xxxxx1234xxxxx5678インスタンス名:am-ap01

◆時間
障害検知日時:2024-10-13 06:26:03

◆監視項目
リソース監視 am-ap01-123456789000 メモリ使用率 (10分間95%超過)

◆検出した値 96.2 %

症状の説明:

毎週日曜日の6時25分前後(時間にバラつきあり)に、AP01およびAP02サーバー(片方だけの週もある)でメモリ使用率が95%を超過する警告が発生している。



2. 発生条件

・発生日時:毎週日曜日の朝6時25分前後
・対象サーバー:AP01、AP02(両方または片方)
・メモリ使用率:95%超過が10分間継続
・業務への影響:日曜日は業務利用がないため実害なし

回答

1. 原因

技術的な原因:

ClamAVウイルススキャンの実行により、一時的にメモリ使用率が95%を超過したことが原因です。

技術的要因の分析:

・通常時のメモリ使用率:70~80%程度で推移 → ベースラインが高い状態
・ClamAVスキャン実行:毎週日曜日06:00~11:34に実施 → 追加のメモリ消費が発生
・メモリ使用率の上昇:スキャン中に一時的に95%まで増加 → 監視閾値を超過
・スキャン完了後の回復:11:34以降は通常の70%程度に戻る → 一時的な現象であることを確認
・AP01/AP02の差異:どちらかが一時的に94%になるケースがある → 10分間継続の条件を満たさない場合がある

根本的な要因:

通常時のメモリ使用率が70~80%と高めの状態で、ClamAVスキャンによる追加負荷が加わることで監視閾値の95%を超過する状況となっています。

2. 対応方法

根本解決方法:

1. 毎週日曜日06:00頃に発報されるメモリ使用率アラートについては、ClamAVスキャンによる正常な動作のため対応不要
2. 運用管理サイトの「リソース表示」機能で定期的にメモリ使用状況を監視し、異常な増加がないか確認

暫定対処方法:

警告メール発生頻度の軽減策として、ClamAVスキャン実行直前の時間帯でのオフラインバックアップ取得を検討してください。バックアップはスキャン開始前に完了するよう、過去の履歴やデータ増加量を考慮して開始時刻を設定してください。

3. 原因究明に至るまでの調査方法

1. お客様環境のリソース状況確認(直近1ヵ月分)
2. ClamAVウイルススキャンの実行スケジュール確認
3. 2024-10-13のスキャン実施時間の特定(06:00~11:34)
4. メモリ使用率の推移分析(スキャン前後での変化を確認)
5. AP01、AP02両サーバーでの同様の傾向確認
6. スキャン完了後のメモリ使用率回復状況の確認 参考ドキュメント:
・リソース表示の操作方法
・定期バックアップのスケジュール設定
・バックアップ仕様
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